KPOPや韓国ドラマのブームで韓国語を学び始める方も増えて、私もそのひとりで10年ほど前に放送されていた『イラッとくる韓国語』という番組を見たことがきっかけでした。初めてのテキスト選びについてご紹介したいと思います。
韓国語テキスト、初めの1冊
韓国語は子音字、母音字の組み合わせでできています。「ウェ」「ウィ」というような日本語にはない音もあって、これを覚えるためのとてもわかりやすい入門書がたくさん出版されています。手に取ってみて覚えやすそうなもの、楽しく学べそうなものを何冊か選んでみてください。
おすすめしたいのは1冊だけに絞るのではなく、気になるテキストを何冊か選んで勉強してみてほしいです。韓国語の理解がより深まりますし、わからない部分があったときにも、他のテキストを開いて、そのわからない部分がどんな風に解説されているか確認することができるからです。
もし厳選して1冊にするなら、反切表(はんきりひょう)が載っているテキストを選んでください。
反切表とは、日本語でいう「あいうえお、あかさたな…」を覚えるための50音図に当たるもので、韓国語の学習に欠かせないものです。
ハングル表記のひらがな50音図を載せているテキストもありますが、これを初めの1冊にしてしまうと50音以外のハングルがまったく覚えられないのです。
50音だけハングルを覚えて書けるようになっても、それ以外のハングルを覚えるために結局反切表を覚えることになります。近道したようで遠回りしたことになってしまいます。
韓国語の辞書は反切表の順番に言葉が出てくるので、最初にしっかり反切表を覚えておくと後からラクです。
日本語の辞書も同じく、50音の順に言葉が並んでいますし、英語の辞書もアルファベット順になっていますよね。
まとめ
厳選して1冊を選ぶのではなく、覚えやすそうなものや楽しく学べそうなものを何冊か選ぶ。
もし1冊だけを選ぶなら、反切表が載っているものを選ぶ。
ご参考になれば幸いです。
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