石原さとみ主演のアンサングシンデレラというドラマをご存知ですか。
病院薬剤師の主人公(石原さとみ)が、薬剤部のメンバーとともに、医師、看護師、外部の薬剤師と連携し医療の問題と向き合っていくドラマです。
ドラマでは、病室を訪ねて患者さんの様子を確認し、患者さんが置かれている状況に応じて薬の変更を提案したり、薬剤師からわかることやできることを提案するシーンが多くありました。
私が入院した病院にも薬剤師さんがいて、入院中の服薬の管理をしてくれました。
服用している薬を全部確認して、手術前後に服用する分だけの薬をピルケースに入れて、それ以外は飲まないように準備してくれました。
10年ほど前にピロリ菌の除菌(1次除菌)で服用した抗生物質でアレルギーが出たことがあり「2種類の薬のうちどちらかのアレルギーだけど、わからない」と答えたところ、そのときに処方した抗生物質についてお薬手帳に控えてある薬局に確認してくれました。
1次除菌と2次除菌に使われる抗生物質がそれぞれ2種類あり、ひとつはどちらにも使われているそうで、2次除菌が成功したのであれば、どちらにも使われている抗生物質はアレルギーではないということなので、1次除菌でアレルギーの原因となった抗生物質が特定できるとのこと。
手術や術後の発熱などしたときに使う抗生物質を選ぶための確認だそうで、より私に合うものを選びたいと何度も病室に来てもらって、手を尽くしていただきました。
あらためて、お薬手帳が大事だと思いましたし、役に立った瞬間でした。
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