階段を上るときの落とし穴

運動不足解消のために、エスカレーターではなく階段を使うことをおすすめする人は多いでしょう。

しかし、階段を上るときに前かがみになると、実は楽に上れる一方で、筋肉を鍛える効果が低くなってしまうことをご存知でしょうか?

 

前かがみで上ると筋肉を使わない?

立った状態で背筋を伸ばし、膝が90度になるように片脚ずつ上げてゆっくり足踏みをすると、腹筋に力が入って脚の重みを感じます。

しかし、上体を少し前に倒して同じことをすると、脚が軽く上がるのを感じます。これは、前かがみになると腹筋や脚の筋肉を使わずに、体幹を使って上ることができるためです。

 

楽に上れるのはいいけど…

楽に上れるのは確かにメリットですが、前かがみで上ることが習慣になると、脚の筋肉が鍛えられず、気づかないうちに筋力が低下してしまうおそれがあります。

普段階段を上り下りしているから運動した気になっていても、実は鍛えられていなかったというケースは少なくありません。

しかもそれは何年もあとになってから、歩くことが厳しくなってから気づくのです。

 

長期的な視点で、負荷をかけた運動を

体を鍛えたいのであれば、長期的な視点で、ある程度の負荷をかけた運動を続けることが望ましいです。

階段を上るときは、前かがみにならずに背筋を伸ばして上るように意識しましょう。

また、筋力トレーニングなどほかの運動も取り入れることで、より効果的に筋力アップを図ることができます。

 

まとめ

階段を上ること自体は、運動不足解消に効果的な方法です。

楽に上るために前かがみになるのは避け、背筋を伸ばして上ることで、筋力アップ効果を高めましょう。

長期的な視点で負荷をかけたトレーニングも取り入れることで、より健康的に体を鍛えることができるでしょう。

 

 

 

 

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