結局、経過観察に決まりました

先月、甲状腺が急に腫れてきたので耳鼻科に行ってエコー検査と細胞診検査をしました。

結果は良性でした。

6月の検査では「良性とも悪性とも診断がつかない」だったので、今回も同じようなことか、もしくは悪性の結果が出ると思っていました。

針を刺す位置によって採取できる細胞に違いが出て結果が変わったりするようです。

手術の覚悟を決めていたのですが、手術に伴う合併症の説明を聞くうち迷いが生じてきました。

良性なのに合併症のリスクを負ってまで摘出する必要があるのか。

 

主な合併症

反回神経麻痺(声枯れ、一過性もしくは永久性)

反回神経甲状腺の下にあって、甲状腺の摘出時に反回神経にちょっと触れるだけでも声枯れにつながるようです。

喉頭神経外枝麻痺(声質の高音域が落ちる)

甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン低下、内服薬が必要になる場合あり)

副甲状腺機能低下症(カルシウム低下、内服薬が必要になる場合あり)

 

私の場合、甲状腺は腫れているもののホルモンの数値はほぼ正常で、腫れている甲状腺を摘出するとホルモンの分泌が少なくなるおそれが高く、そうなると薬を飲まないといけません。一度薬を飲み始めると一生飲み続けなければならないそうです。

声枯れはまったく声が出なくなるのではなく、風邪をひいたときのようなかすれた感じになるようです。手術後の生活に影響が出ます。

一時的な声枯れで済むのか、ずっと声枯れの状態が続くのかは予測できないと言われました。

 

甲状腺が腫れているせいで首の見た目は気になるものの、摘出後一生続く薬の服用と声枯れのリスクを考えると手術を迷っていると主治医に伝えたところ、今後悪性と診断がついてからの手術でも遅くはなく、経過観察で問題ないと応じてくれました。

 

 

この夏の間、手術をするかしないかで悶々としましたが経過観察に落ち着きました。

やっとスッキリしました。

 

 

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