血液検査の結果をもとに足りない栄養素をサプリで補う、栄養療法が私には合っているみたいです。2年くらい続けて最近やっと、更年期の症状で日常生活が大きく乱れることがなくなってきました。
グルテンフリーをゆるく始める
サプリを飲むだけでなく、食事では糖質を減らすこと、特に小麦粉(グルテン)を減らして、たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品)を優先して摂ることを続けています。グルテンは小麦粉に含まれるたんぱく質で、パンやパスタなどのもちもちした食感のもとになる成分です。これは消化吸収に時間がかかり大腸の動きが悪くなるので、他の栄養素の吸収に大きな影響を与えます。
優先順位をつけて
いきなりまったく小麦粉を食べないのも続かないと思い、小麦粉を使った食べ物を、ケーキやパンなどのお菓子と、パスタやうどんなどの食事に分類し、1日のうち小麦粉を食べるなら「お菓子か食事のどちらか」にしてスタートしました。
たとえば今日はケーキを食べたいから、食事ではパスタやうどん以外のメニューを作るとか、今日はパスタを食べたからケーキは我慢する、といった風にです。
始めのうちは「もっとパン食べたい…」と、禁断症状のような気持ちに襲われました。これまでは食べたいだけパンやパスタを食べていたので当然です。
グルテンフリーを続けたい気持ちと、無性にパンを食べたい気持ちともつれ合いながらも3ヶ月を過ぎると、パンが欲しいという気持ちがだんだんとおさまってきました。
小麦粉には中毒性があるそうで、食べる量を減らしたり、しばらく食べない日が続くと欲しいという気持ちもおさまってくるようです。
更年期症状が落ち着くまで
婦人科の更年期外来を受診したきっかけは手首の痛みと寝汗、不眠(眠りが浅い)でした。
週に1度のプラセンタ注射と、眠れない日は睡眠導入剤を活用することから始め、同時に漢方薬も試しましたが、すぐに下痢を引き起こしてしまったのでこちらはやめました。
その後血液検査をしたときに貧血だったので相談したところ、栄養療法の話がありグルテンフリーとサプリの活用を始めました。
気づいたら効果が
サプリを飲み始めてもすぐに効果は現れず、サプリの量を増やしたり、違うサプリに置き換えたり試行錯誤しました。グルテンフリーもゆるく続けて1年を過ぎて、気づいたら更年期症状が落ち着いています。
手首の痛みは数ヶ月おきに起こり、いつの間にかおさまる、というのを繰り返しています。
睡眠導入剤は2年ほど続けていましたが、だんだんと飲まなくても眠れるようになりました。3日に一度飲んでいたのが、週に一度、月に一度と徐々に回数が減っていき、まったく飲まなくなりました。そういえば寝汗もおさまっています。
糖尿病の予防に向けて
更年期がきっかけでグルテンフリーを始めましたが、これからの健康のために糖尿病の予防に向けて糖質オフもゆるく続けようと思います。
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